親の変化に気づいて、今までとなんか違うけどどうしたらいいの?、、と思ったとき、一番に相談できるところが「地域包括支援センター」です。
ただ、それまでほとんどの人が縁がなく、聞いたこともないという人も多いのでは?(私がそうでした)
ここでは、その「地域包括支援センター」の概要や探し方などを書いています。
母に認知症の症状が出始めたころ、気になりつつも、「誰に何を聞けばいいのか、相談したらいいのか」がわからずモヤモヤしていました。
最初のうちは、まだそこまでひどいわけじゃないから大丈夫かな~と、そこまで深刻にならずに見守っている感じでした。
遠距離姉妹で情報交換しながらも、具体的なアクションにはなかなか踏み出せませんでした。
でも認知症は、症状が進むことはあっても良くなることはほとんどありません。
ましてや遠距離だと日々の様子はわかりません。
当時は情報も少なく、知人から「地域包括支援センター」の存在を知り、まずは連絡先を探すところから始めました。
もっと早く、気づいた時にすぐに相談していればよかった。。と思ったことが何度もありました。
今は情報もたくさんあります。
気づいた時が相談するときです。
参考にしてみてくださいね。
地域包括支援センターとは?
地域包括支援センター(地域包括センター)は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう支援する、公的な相談窓口です。
介護、福祉、医療などに関する幅広い悩みに対して、保健師や社会福祉士、ケアマネジャーなど専門職が連携して対応します。
認知症の心配があるときや介護保険の申請を考えているときなど、どこに相談すればよいかわからない場合にも、まずここに相談すれば適切な支援や窓口につないでくれます。
高齢者の“ワンストップ”相談窓口
- 市区町村が設置する公的なサポートセンター。
- 認知症・介護保険・福祉用具・生活支援…あらゆる相談に対応。
- 診断や契約がなくても「ちょっと相談したい」段階で利用できる。
- ケアマネージャーや看護師、福祉専門職が連携して支援してくれる仕組み。
地域包括支援センターの検索方法
地域包括支援センターの探し方はいくつかありますが、全然難しくありません。
下記を参考にしてみてくださいね。
住所から担当センターを簡単に調べる手順
親が住んでいる住所から検索してみるのが元も簡単な方法です。
- 市区町村の公式サイトを開く→「〇〇市 地域包括支援センター」で検索
- 「高齢福祉」「介護保険」「相談窓口」といったメニューを探す
- 「地域包括支援センター一覧」ページへ移動
- 自宅住所や最寄り駅で検索
- 担当センターの名称・電話番号・受付時間がわかる
- 電話やメール、窓口来所の方法を確認
公式サイト以外でも調べる方法
- 役所・区役所の福祉課へ電話→ 担当窓口を教えてもらえる
- 地域包括ケア推進課(市役所)に問い合わせ
- 高齢者向けチラシや冊子→ ポスト投函の案内パンフレットに連絡先が載っていることも
- 民生委員や町内会長に聞く→ 地域のご近所ネットワークを活用
簡単に探せるサイト
- 安心介護紹介センター:全国の地域包括支援センター一覧
- 厚生労働省/地域包括ケアシステム:
ページ内の2.地域包括支援センターについて
→全国の地域包括支援センターの一覧(都道府県のホームページへリンク)
→各都道府県→市町村→近くの地域包括支援センターを見つける*引用:安心介護紹介センター/厚生労働省地域包括ケアシステム
「まずは電話一本」を習慣にしよう
地域包括支援センターの探し方、いかがだったでしょうか。
無事、近くのセンターが探せましたでしょうか。
連絡先さえわかれば、相談はずっと気軽にできます。
最初は「ちょっと聞きたい」だけでも全然OK。
相談後は、家族と相談し、共有して次の行動計画へも進んでいけます。
わからないことがあったら、一人で悩まず、まず相談してみることが大事。
少しずつでも前に進んでいけます。