初めての相談の時って、急なことだったり、わからないことが多すぎたりで、何を聞いたらいいのか、何から話したらいいかわからなくなりがち。
というか、私がそうでした。。
ここでは、地域包括センターでの初めての相談の時に、こんなことを聞いておくといいよ~ってなことを要点をぎゅっと絞ってまとめています。

はじめての相談で、聞きそびれて後悔
母のことで地域包括支援センターに初めて電話した日。
私はとにかく「最近心配なことが多くて…」と話すのが精一杯でした。
対応してくださった方はとても親身でやさしく、いろいろ教えてくれたのですが、あとから「あれも聞いておけばよかった…」ということがいくつも浮かびました。
そんな経験をもとに、「最初の相談でこれだけは聞いておきたかった」というポイントを、6つに絞ってまとめました。
1. 今の親の状態に合った支援には何がある?
支援制度はいろいろありますが、「実際に今、うちの親に使えるものって何?」という疑問はとても大事。
⇒ 支援の選択肢(配食、見守り、通所など)を状況に合わせて提案してもらえます。
2. まず何から始めればいい?
調べているうちに、あれもこれも…と情報過多になってしまいがちです。
でも、全部一気に進めるのは無理!
こんなふうに聞くとスッキリ整理されます。
⇒ 介護保険の申請、医療機関の受診など“今できること”を教えてもらえます。
3. 費用はどれくらいかかる?どこまでが無料?
支援を提案されるとありがたい反面、「お金がどれくらいかかるか」が気になりますよね。
⇒ 相談は原則無料ですが、サービスごとに自己負担が発生する場合があります。
4. 定期的にフォローしてくれる?
一度相談して終わりではなく、「その後の見守り」までお願いできるのかも大切なポイントです。
⇒ 継続的な相談や、見守り体制が可能なこともあります。
将来に向けた安心感にもつながります。
5. 民間サービスも紹介してもらえる?
地域には、行政だけでなく、民間の高齢者支援サービスもたくさんあります。
⇒ 地域包括センターの担当者は、地元の情報にも詳しいことが多いです。
6. 緊急時はどうすればいい?誰に連絡すれば?
もしものとき、「すぐ動ける準備」ができていると安心です。
⇒ 徘徊や転倒などのトラブルにも、事前に備えることができます。
よりよい相談のために:言い方のコツ
- 「こうしてほしい」ではなく、「困っていること」を話す
→ 「夜中に何度も起きるのが心配で…」「ごはんを作らなくなってきて…」など。 - 確認のひと言を忘れずに
→ 「つまり、○○ということですね?」と繰り返すと、理解もしやすくなります。 - メモを取るのも忘れずに!
→ できれば2回目の相談前には、家族間でも内容を共有できると◎

まとめ
はじめての相談では、緊張したりして「言いたいこと」も「聞きたいこと」も詰まってしまいがちです。
でも、あらかじめ聞きたいことを整理しておくだけで、得られる情報も安心感も、ぐっと大きくなります。
「うまく話せるか不安…」というときは、今回の6つの質問をメモしてから相談してみてくださいね。
